ザ・就活!

自身の経験を元に、就活生を応援したいと思ってます。

ザ・就活! 最後に。

f:id:TikaTika:20190710162300j:plain

 

さて、一通り就活に向けてやるべきことをお伝えしました。

 

今までお話してきたことはどうだったでしょう?

 

おそらくそんなに画期的なことは無かったと思います。

 

いわば、当たり前のことを当たり前にやれば良い、ということになるかもしれません。

しかし、実態は冒頭に申し上げたようにほとんどの学生ができていないのです。確かにみんな学生は一生懸命に就職活動はしています。でも本気で就職先を決定しようと本格的につめきれていないので、説得力に欠け、毎回どこかで不採用になってしまうのです。企業は何故不採用にしたか?を教えてはくれません。だから学生は同じあやまちを繰り返すのです。

はっきり申し上げますが、みんなと同じことをしていたら恐らく希望する会社に合格できません。ちょっと大変かもしれませんが、一度しっかり自分に向き合い、自分とは何なのか?自分は何がしたいのか?何ができるのか?をつきつめて考え答えを見つけることです。ひょっとしたら、一回では見つからないかもしれません。何回も考え直し、修正を加えていくことも大事な作業だと思います。そうすれば話す内容が飛躍的に進化していくはずです。あとは、練習含め面接の場数をふんで自分を確実にアピールしていけば良いのです。友人やOBに自分の自己紹介、志望動機を聞いてもらうことも良いと思いますし、大学の就職施設などもどんどん活用してください。

 

就活は大学生が皆通る道です。二度とない機会ですので後悔の無いよう頑張ってください。努力の先には必ずいい結果が待っているはずです。他人や、メディアなどに左右されず、自分を信じて、自分にしかできない就職活動、面接に是非チャレンジしてください。

皆さんの健闘を祈ってます。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

何か質問、感想などありましたら、お気軽にコメントください。

ザ・就活! 他に知っておいてもらいたいこと。アドバイス、コネクションについて。

f:id:TikaTika:20190710161949j:plain

 

◆アドバイスを受けることも大切です。

 

皆さんは20年以上生きてきて、それなりにいろいろなことを経験して自信をもっていることもあるでしょう。また、自分自身の人生を決める重要な就職についてはとにかく自分で決めたい、という気持ちもあるでしょう。勿論、最終的には自分の人生ですから自分で決めるということでいいと思います。ただ、最初から他人の意見を聞かないというのはとてももったいないことです。恐らく近しい同級生とは話をすると思います。しかし、同級生ということは就職、会社についてはほとんどの人が素人です。その意味では、会社、仕事の経験者からのアドバイスが重要になってきます。希望する会社、業種の大学OB、知り合い、そして知り合いの知り合いでも構いません。できるだけ生の声を聞くことです。また自分と違う世代の考え方、価値観を知るという意味でも価値があります。そして親、親戚なども仕事をしているという意味では“先輩”ですから耳をかた向ける意味はあると思います。*ただ、中には自分のこと、自分の時代のことだけを一方的に話す人も居ますから、その場合は話半分で聞いておきましょう。

あと一つ注意して欲しいのは、ネットの書き込み。どんな人がわからない人達のコメント、意見は正しいこともありますが、ほんの一部のことを大げさに書いていたり、単なるうわさもなども多々ありますので、それらをすべて真実として聞き入れてしまうのは大変危険なのでやめましょう。

 

◆コネクションについて

いわゆる“コネ”ですが、無いよりはあった方がいいかもしれません。かもしれませんというのは、以前より採用がどんどん透明化されており、誰かの力だけで合格してしまうということは少なってきていると思います。またコネクションがあるその人がその会社にどれだけ影響力があるのか?ということもあります。会社の上層部の人はある程度影響力はありますが、それも企業によって事情が違います。その会社のことを知る。採用状況含め内部事情を知ることができる。そういうメリットはあります。あとは書類選考、一次選考くらいは通過させることができる場合もあります。ただ、コネを過大に期待することはやめ、やはり自分自身のチカラを発揮することに集中していくことが大切だと思います。

ザ・就活! 他にお伝えしておきたいこと。”適性検査というプロセスは合否に重要??”

f:id:TikaTika:20190710161426j:plain

 

◆適性検査について

 

・学力を図る側面

文系、理系の皆さんがいらっしゃると思いますが、当然ですが、学力はあった方が

有利です。文系の皆さんは理科系が苦手。理系の皆さんは文科系が苦手かもしてません。根本の得手不得手は克服するのはなかなかできませんが、適性検査における学力テストはある程度パターン化した問題がでますので、参考書、問題集を1種類でも目を通し、理解するだけでかなりスコアはUPします。面倒かもしれませんが、成功のため大切ですので是非取り組んでください。

 

・入社(就業)適性を図る側面

これ、かなり重要です。企業側は社員採用についてその人が期待通りに働いてくれるか?ということにかなり神経を使いますし、貢献できない社員をかかえるリスクをできるだけ避けたいと思っています。その意味で、企業はこの適性検査を実はかなり重要視しています。その検査手法は、多くの人間サンプルをモニタリングすることなどによりかなりの精度でその人の性格、傾向がわかるようになっており、検査の値が平均的人間との比較で少しでも異常値がでてしまった場合、成績、面接の評価がいくら良くても不合格になってしまうことがあります。しかも企業側はある数値が異常値だったので不合格です。とは言ってくれません。ですから、ある学生はいつも面接では好印象であっても不合格が続いてしまうのです。

 

検査は、人間力、コミュニケーション力、責任感、積極性、協調性、指導性、持久性、行動力、向上心、転換力、ストレス耐性などを図り、そして検査種類によっては、不祥事傾向(暴力、知能犯、情報漏えい、お金への執着、異常性愛)などの傾向も数値として検出してしまうものもあります。特にストレスに弱い、ということになる鬱などによる就業不能状態になる可能性もあるため要注意です。ではどうするか?人の根本は変えられないと思いますが、友達と一緒に模擬問題や実際の試験をやってみる。答えた回答について家族に聞いてみる。ということによって、ひょっとしたら自分が他人と違う傾向があることがわかるかもしれません。あとは実際に回答するときに、極端な回答(すごくそう思う。かなりそう思う。など)はできるだけ避けるようにするのも対策になるかもしれません。

ザ・就活! 3rd ステップ 自分をどうアピールするか?

f:id:TikaTika:20190710155759j:plain

f:id:TikaTika:20190710155829j:plain

 

”面接” それは、将来を左右するお見合いイベントです。

 

◆人としてどう好印象を与えるか?

あたなは、初対面の人をまず何で判断しますか?容姿、態度、声、表情・・・など、多くは視覚的な印象が影響していませんか?声が大きい、元気、自信にあふれている、笑顔がいい。人をなごませるチカラがある。勿論礼儀正しい、も好印象につかがります。恥かしいかもしれませんが、鏡で自分の顔を良くみて面接を想定して喋る練習をしてください。それから友達などにも、自分の表情、喋り方などもアドバイスをもらってください。練習すればかなり改善します。実際に面接試験前は、何度も練習してください。練習でできないことは本番では決してできませんから。


◆話す内容について

とにかく自己紹介、志望動機は、1.2ステップのプロセスから、徹底的に研究してください。この2つの内容が魅力的になれば、ほぼその面接は通過できます。ポイントはできるだけ具体的であること。そしてその内容にオリジナリティがあること。サークルやアルバイトでリーダーを任された。企画をした。そのレベルはほぼ全員が話します。どんなサークルやアルバイトで実際に何をしたのか?

それは本当に自慢できることなのか?それは凄いね。と言わせるためにどんな話の内容にすれば良いのか?ときには面接官を驚かせたり、笑わせたりすることも大事。自分が聞く側になってその話が面白かったり興味深いのか?とりあえず無難な話をするのではなく、“ああ、あの話をしてた学生ね。”と確実にインパクトを与える話の内容をとことん考えましょう!
あと、忘れがちですが逆質問は効果的です。自分が勉強してきたことをうまく披露する機会になりますし、好印象にもつながりやすいです。ただその質問が一般的だったり、つまらないものであるとマイナス評価になる場合があるので注意してください。

あと最後に1つ。

想定外、答えが良くわからない質問をされたときの対応です。大事なのは無理にわかったふりをしないことです。嘘をつく、強がった発言をする、そうしたときに人間性がでてしまうのです。素直に自分がわかる範囲で誠意をもって答えることが大切です。そもそも学生に完璧な答えを面接官は期待していません。むしろ人間性をみている側面が
大きいのです。最終的に面接官は、その学生を自分の部下にしたいのか?したくないのか?という視点で学生をみています。

ザ・就活! 2nd ステップ “志望動機を創りだす”=その会社に自分が必要な理由

 

 




 

 

f:id:TikaTika:20190710155034j:plain

f:id:TikaTika:20190710155104j:plain

 

希望業種、会社を決めたら、
自分とその業種、会社をどう関連づけるか?

 

◆業種、企業の考察、研究

企業のHPはもちろん、業界全体の知識、会社情報を得るため多くの資料に

目を通します。会社の業績を知るには、IR情報、会社四季報などをみるのもいいと思います。その会社のことだけでなく、ライバル企業のこと、業界でのポジション、強みなども。合格、内定を勝ち取るためには、他の学生と同じ情報ソースだけでは差別化が図れません。給料が高いとか安いとか、福利厚生とか勿論大切ですが、そういう待遇面については、各社条件が違い出世するしないで大きく違ってしまいますのでので気にしすぎないことです。
※近年の学生は、業界を絞らず内定を取ろうとしているため、圧倒的に知識レベルが低いです。 例えば私の会社は広告会社ですが、“好きなCMを3つ言ってください”という問いに対し、 まともに答えられる学生が三分の一もいないのが実態なのです。


◆その会社と自分をつなぎあわせる。

自己分析をした中から、自分の“価値” “強み” “セールスポイント”を見つけ出し、それがどう志望する業種、会社に役に立つことができるのかを考えていきます。例えば、自分にはこんな能力、ビジョンがあるから、こんな事業をやっているこの会社に貢献できると思う。とか。こんな性格でこんな長所があるから、こんな部署で働けば役に立つのではないか、とか。


自己紹介から、志望動機までをうまくストーリーにして話すイメージが大切です。

自分が何故この会社を志望するのか?がはっきり相手に伝わります。ほとんどの学生は、ひとつひとつの質問に単純に答えているだけで、その学生が入社したらどうなるのかという採用側のイメージがわかないのです。“ああ、この学生ならうちの営業で●●クライアントの担当にしたら活躍しそうだな。”というように思わせたら勝ちです。

ザ・就活! 1st ステップ “自分を知る” 就活は、自分を改めて見つめなおす貴重な機会です。

f:id:TikaTika:20190710154426j:plain

◆過去について

ところで自分って、どんな人間? 結構自分のことが分かっていない人が多いです。
自分は生まれて約20年間どう生きてきたのか?何に興味を持ち何が好きで、何が嫌いだったのか?何が得意で何が不得意だったのか?どんな経験をして、そこで何を思ったのか?楽しかった想い出、辛かった想い出。小さいころ、どんな夢をもっていたのか?何になりたかったのか?小学校、中学校、高校、何に熱中していたのか?
どうして今の大学に入学したのか?大学生活で自分は何をしてきたのか?満足できる生き方をしてきたか?できるだけ具体的に思い出し、ウソ偽りなく素直な気持ちで人に話せることを整理してみましょう。
※人が聞いて、へえー、そうなんだ。という話にならないといけません。

◆未来について

自分はこれから社会に出て、どんな人生を歩んでいきたいのか?

(何を?どこで?どんな環境で?*グローバルなのか、国内なのか)
その中で仕事、職業はどんな位置付けにしていきたいか?

(お金儲け?生きがい?趣味?楽しみたい?とか)
自分の過去を振り返り、どんな仕事がむいているのか?

(業種とか、職種*営業とか企画とか)
※希望部署については、学生のほとんどが企画をやりたい、と言います。

企画とは何か?具体的にはどんなことがしたいのか?
 また自分は本当に企画ができるのか?なんとなくイメージのカッコよさとか

そのレベルで企画志望とかは 考えない方が良いと思います。

(企画は、とことん考えぬき、アイデアをひねり出すのはかなり難しい仕事です)

ザ・就活! 30年近く就活生の採用面接を見てきた広告会社社員がこれから就職活動をする大学生の皆さんにお伝えしたいこと。

f:id:TikaTika:20190710153342j:plain

 

はじめに。



就職活動は、ESや非常に短い時間の面接で合否が決まってしまいます。

“そんな短い時間で、自分のことがわかるのか?”と思う学生がいるかもしれません。

しかし、残念ながらそれが日本の就職ルールなので仕方ありません。
私も、30年以上採用面接をしてきましたが、その経験から言いますと、
実は、その時間でも充分合否の判断はできてしまいます。
大雑把に言うと、約8割の学生はほぼ同じことを言い、印象が低く差別化できません。
この8割の人のほとんどがマニュアル的な就職ノウハウだけを学んだだけの人です。
残りの1割は、勉強不足、面接態度に問題があるなどで不合格になる人、そして残り1割くらいの学生が面接において強い印象を与え、面接官のほとんどが合格を出す人です。
ですから、企業のほとんどはその1割の人と、8割の人のうち少しでも多く印象を強く
与えることができた一部の学生を内定とするのです。
では、どうやってその8割から抜け出すのか?

繰り返しますが,就活マニュアル的な資料や知識は、合格するためには実はほとんど役に立ちません。必要最低限のマナーくらいの知識にかならず、むしろ没個性化につながります。じゃー、どんな学生が抜け出すことができるの?ということになりますがが、それは、一言でいえば、“合格のためにちゃんと努力した人”ということになります。
これは、学業で合否を判断する大学受験と実は同じです。
地道な努力が、合格を勝ち取るのです。
あと就活で大切なのは自身の個性化。これができれば必ずいい結果がだせるはずです。

では、どうやって努力し、個性化するのか?ということに関して、
ステップ別にご紹介したいと思います。

 

☆どこでも合格する人について

実際は受験者の1割にも満たない人たちですが、

彼らの共通点は、ひじょうに頭のいい人(勿論成績もいい)、

1つ以上誰にでも自慢できるような素晴らしい実績がある人、

そして、人間的に素晴らしい人(幼少期からの生い立ちに

関係してくる)ということです。これは就職活動の時だけで

マネをすることはできませんので、正直彼らの存在を

気にする必要はありません。